梅雨時の髪の毛のケアやセットに困ったことはありませんか?
梅雨の季節のヘアスタイルのセットは難しいですよね。
広がる、うねる、割れる、はねる、ぺたんこになる・・・。
特にくせ毛の方には辛い季節です。
takako の場合、毎年この季節になると、髪が膨らんで頭が1.5倍くらいの大きさになります(怖)
そこで、この季節の髪の悩みを解決するテクニックを行きつけの美容院の美容師さん(36歳・けっこうイケメン・バツイチ)に相談してみました。
その時に出した条件は、
すると、がっかりした気持ちをおくびにも出さずに、親切にいろいろ役立つ情報を教えていただいたので、皆さんにもお伝えしようと思います^^
簡単にできるケアやセットの方法なので是非試してみてくださいね。
雨が降ると髪が広がる・ぺしゃんこになる原因
髪が傷んでいる
カラー、パーマや間違ったお手入れ方法で傷んだ髪は、キューティクルがはがれています。
湿度が高いと、はがれたところから髪の内部に水分が入って、髪がゆがんだり膨らんだりしてしまいます。
ぺしゃんこになってしまうのは、髪の毛が細い場合です。
細くてダメージがある髪は湿気を吸ってコシがなくなってしまいます。
特に髪の根元がぺしゃんこになると、髪全体のボリュームがなくなります。
くせ毛
くせ毛は、もともとキューティクルがきれいに並んでいない場合に起きる現象です。
そこに湿気が加わると、水分を吸った髪がいびつに膨らんでしまいます。
もともと直毛なのに、ダメージが原因でくせ毛になっている方も多いんだそうです。
加齢
加齢・・・嫌な言葉ですね。
年を重ねるごとに、髪の毛が細くなっていったり、くせ毛がひどくなります。
頭皮のハリも失われてくるので、年をとればとるほど湿気の影響を受けやすくなります。
大人になるにつれて髪もお手入れが大切になってくるんですね。
美容師さんのアドバイスで一番効果があったのは「すぐに乾かす」こと
いろいろと教わった中で一番効果があったのはこれ。
とってもシンプルですが、髪の爆発予防にはとても効果的でした。
良く考えてみると、私はお風呂上りに頭にタオルを巻いたまま歯磨きしたりテレビを見たり、(たまに)ストレッチしたりしてたんですが、それがいけなかったんですね。
パジャマを着たら、すぐにタオルドライして、流さないタイプのトリートメントを毛先を中心につけ、ドライヤーで乾かしましょう。
表面だけではなく、内側もしっかり乾かしてくださいね。
面倒だったり、忙しかったりするとついつい自然乾燥させてしまいますが、髪が広がったりぺしゃんこになったりするだけでなく、自然乾燥は乾ききるまでに時間がかかってしまうので、これからの時期、気になる頭皮のニオイの原因になりますのでやめましょう。
また、髪が濡れたまま寝るのも良くないです。
濡れた状態の髪はダメージを受けやすいので、枕で擦れると傷んでしまいますし、髪が濡れたまま寝ると頭皮で雑菌が繁殖して臭ったり、カビが生えたりするそうですよ!
子供さんの髪をまとめる時に、水で濡らしている方は要注意。
お風呂で洗った後はしっかりドライヤーで乾かしてあげないと、まとめ髪が原因で頭皮にカビが生えるお子さんがいるそうです。
くせ毛の乾かし方にコツがある
くせ毛の方で、髪が広がる場合は、ドライヤーの風を上から下へ向けてかけるといいそうです。
この時、根元から風をあてると広がりが抑えられます。
また、7割方乾いたら、流さないトリートメント(オイル系がよい)を毛先を中心につけ、再度ドライヤーをかけると、クセが出にくくなります。
ダメージが気になる方は、最後にもう一度ヘアオイルをつけましょう。
オイル系のトリートメントは、昔ながらの椿油や、最近人気のゆず油などがありますが、私がいくつか使ってみた中で一番よかったのは「あんず油」です。
「柳屋 あんず油」740円(takako調べ)
あんず油は、流さないトリートメントとして使えるほか、ヘアパックや頭皮マッサージにも使えて便利ですよ。
前髪が割れる方の乾かし方
ドライヤーの風を根元に当てながら、前髪の根元を軽く手で押さえ、左右に小刻みに動かしてください。
前髪が割れるのは、ほとんどが髪の生えグセが原因ですので、根元をしっかり乾かすことが大切です。
根元にクセが残ったままだと、翌朝どんなにセットしても割れてしまいます。
爆発予防には、朝のセットにムースタイプの整髪料を使う
髪を濡らすとペタンとボリュームダウンしますよね?
それと同じで、液体を髪につけると広がりを抑えるそうです。
そして、整髪料の中で最も液体に近いのがムースなんだそうです。
缶の中では液体の状態の整髪料が、出てくるときに泡状になります。
ムースの方が、ワックスよりも髪の広がりを抑えてくれます。
ダメージが気になる方はトリートメント効果もあるムースを使うといいと思います。
ちなみに、ムースをつける時は頭の後ろの部分からつけるといいそうですよ。
美容師さんから見ると、前はばっちり決まっているヘアスタイルでも、後ろから見ると後頭部がつぶれていたりしてがっかりするらしいです。
後ろ側に整髪料がついてない人がとても多いそうですので、まず後ろからつけるようにしましょう。
3面鏡があると便利ですが、ない場合は、手鏡を持って鏡の前に立ち、くるっと後ろ向きになり、手鏡に鏡に映った後頭部を映して見ると楽にチェックできます。
そして、最後に、手のひらに残った整髪料で前髪を整えるといいそうです。
週に1~2度のスペシャルケアを
せっかく朝の貴重な時間をセットに費やしても、梅雨時は時間が経つとヘアスタイルが崩れてしまいます。
その原因の一つは髪のダメージ。
いつものヘアケアをするだけでは梅雨時は乗り切れません。
普段のお手入れに加えて、週に1~2度は特別なお手入れを取り入れてみてください。
ダメージケア専用のトリートメント
いろんなメーカーからダメージがひどい時のトリートメントが販売されていますので、自分に合ったものを使ってケアするだけで、ずいぶん違いますよ。
あんず油ヘアパック
髪を軽く濡らし、あんず油を髪全体になじませます。
蒸しタオル(お湯で濡らして絞ったものでよい)を巻いて、湯船に浸かったり体を洗ったりして、5~10分待ちます。
その後は普通にシャンプーとリンスなどでケアしてください。
お風呂から上がったら、ドライヤーで髪を乾かすのをお忘れなく。
この方法は、「ニベア」でもできます。
詳しくは過去の記事に書きましたので、よろしかったらご覧ください。
「まつ毛が伸びる」は本当?!ニベアを効果的に使う6つの実体験【まとめ】
寝る前にキープするスタイリング剤
夜、髪を乾かして、一度整髪料を使ってセットする方法もあります。
夜ヘアスタイルを整えて、ムースなどで仕上げてから寝ると、翌朝のスタイリングがとっても楽!
ただ、寝ている時間にも整髪料をつけていると髪に良くない気がします。
メイクして寝ているようなものですものね。
そこで、こんなアイテムを使っています。
「リーゼ ナイトケアホイップ 髪おちつく」700円(takako調べ)
濡れた髪につけて乾かしながらスタイリングすると、そのままのスタイルを朝までキープできます。
ドライヤーの熱から髪を守ってくれて、トリートメント効果もあるので、寝ている間も安心です。
あまりつけすぎるとごわつき感があるので、つけすぎないほうがいいと思います。
コツは、乾かすだけではなくブローなどでしっかりスタイリングすることと、完全に乾かすこと。
このスタイリング剤はとっても優秀で、私はウエーブスタイルの時は梅雨時に限らずいつも使っています。
私の場合、朝の準備の時間が10分は短縮されます!
ストレートパーマをかける場合
もうどうしようもなく、ストレートパーマをかけるしかない!という方は、根元からしっかりかけると、広がりを抑えられるそうです。
毛先にウエーブパーマをかける場合でも、根元から数センチにストレートパーマをかけるだけでずいぶん落ち着くようですよ。
私もかなりのくせ毛ですので、髪の根元のストレートパーマは欠かせません。
大事なことは2つ
梅雨時にヘアスタイルを維持するためには、
- ダメージケア
- 夜のお手入れ
この2つが特に大事です。
髪が爆発してからあわてないよう、日々のヘアケアを頑張りたいと思います!