夕方鏡を見ると、見知らぬおばさんが映っていることがあります……。takakoです。

メイクが崩れ、疲れ切った自分が映っているのです(^^;

朝、しっかりメイクしたつもりでも、数時間経つとファンデーションが浮いたり、Tゾーンがテカったり、アイメイクが落ちて目の下が真っ黒になったりしますよね。

忙しいときは、メイクの上からファンデーションをささっと重ねてメイク直しを済ませてしまいがちですが、そうするとまたすぐにメイクが崩れてきます。

それは、メイク崩れの「原因」を解決していないからなんですね。

今回は、デパートのBAさんに聞いたり、メイクのお仕事をしている方に教えていただいたりしたことを、自分なりに試行錯誤した結果たどりついた、メイク直しの方法をご紹介します。

化粧崩れを防ぐ方法についてもいろいろと試してみましたので、参考にしていただけるとうれしいです^^

メイクが崩れたら、きっちりメイク直しして、午後からのお仕事も頑張りましょう!

メイクが崩れる原因と対処法

現象には、必ず原因があります。

原因を理解すると、自ずと解決方法が見えてきます。

化粧崩れの原因をつきとめ、ぴったり合ったケアをしてメイク崩れを防ぎましょう!

皮脂の過剰な分泌

メイクは、油分で落ちるものがほとんどです。

皮膚から皮脂が多く出ると、メイクと混ざって簡単に落ちてしまいます。

鼻やおでこがテカってきたら、ティッシュで優しくおさえて皮脂を取りましょう。

皮脂が酸化すると、お肌に悪さをして、肌の老化を招いてしまうので、長時間そのままにしない方がいいんです。

ただし、皮脂を取りすぎると、肌が乾燥してしまい、余計に皮脂が出てしまいますので要注意。

油取り紙は、皮脂を取りすぎてしまいがちなので、オイリー肌以外の方は避けて、ティッシュやリキッドファンデーション用のスポンジを使うといいですよ

ティッシュはやさしく押さえる感じで、スポンジはやさしく肌をなでるようにして使います。

私は敏感肌なので、あまり頻繁にティッシュを肌に当てると、摩擦で肌がヒリヒリしてきます。

ですから、一日に一回、メイク直しの時に鼻だけおさえるくらいにしています。

肌が弱い方はやりすぎに気をつけてくださいね。

メイクは、水分にも弱いですよね。

汗には水分と脂質が含まれているので、メイクを崩す最強の成分ですね(;^ω^)

私は、汗をハンカチでおさえるだけでも、やりすぎると肌がひりひりしてくるので、ティッシュを水で濡らして固く絞り、優しく汗を吸い取るようにしています。

ひんやりして気持ちがいいのと、汗の出かたが少しおさまるような感じがします。

ただ、多少の汗ならともかく、大量に汗をかいたときは、鏡でチェックしてメイク直しするしかなさそうです。

乾燥

肌が乾燥していると、表面がガサガサになり、ファンデーションが密着せず、化粧崩れの原因になります。

肌が乾燥していると、朝のメイクの時にもファンデーションののりが悪いですもんね。

これは普段のお手入れで、肌のコンディションを良くするしかない!

高品質なパックをした後は、肌の調子も良く、メイクの仕上がりもきれいで、化粧崩れもしにくくなるので、パックはとてもおすすめです。

基礎化粧品を、保湿重視のものに替えるのも効果があります。

特に、化粧水を替えてみると肌が変わるので、乾燥が気になるときは試してみてください!

ファンデーションの厚塗り

メイク崩れを心配するなら、ファンデーションは薄く塗るのが鉄則です。

厚塗りすればするほど、崩れた時が悲惨ですからね。

ポイントメイクも、ほどほどにするのがいいと思います。

汗でアイメイクが崩れて、黒い汗が頬を伝うのは見るに忍びないので……。

汗が気になるときは、ウォータープルーフタイプのコスメを使う方法もあります。

ただ、ウォータープルーフタイプは、クレンジングをしっかりしなければならないので、敏感肌の方は頻繁に使うのは避けた方がいいかもしれないですね。

スキンケアの油分が多い

乾燥肌だからと言って、油分の多いクリームや乳液を大量につけて、それらが肌になじむ前にファンデーションを塗ると、化粧崩れしやすくなります。

手のひらで優しく顔全体をおおい、ハンドプレスして化粧品を肌になじませてください。

スキンケアして、数分後にメイクを始めるのが理想ですが、そんな時間がない場合は、ティッシュなどで余分な油分をオフするとファンデーションが崩れるのを防ぐことができます。

ただ、乾燥肌の方は油分を取りすぎると乾燥してしまうので、ほどほどに。

手の甲で肌を触って、ペタペタくっつくくらいがちょうどいい状態です。

手のひらはクリームがついているので、手の甲でやってみてくださいね。

肌質に合ったファンデーションを使っていない

乾燥肌の方は、リキッドやクリームタイプのファンデーションがおすすめです。

パウダータイプのファンデーションは、肌が乾燥している時は崩れやすいからです。

私は乾燥肌なので、BBクリームを塗った後、パウダータイプのミネラルファンデーションで仕上げています。

BBクリームには、下地効果があったり美容成分がたくさん含まれているものが多いので、乾燥肌に合っていると思います。

化粧崩れがどうしても気になる、という方は、ファンデーションのタイプを変えてみる方法もありますね。

乾燥肌におすすめのBBクリームの記事はこちら

化粧直しのやり方と化粧直しに使うアイテム

以前、デパートでアルバイトをしていた時に、化粧品売り場のBA(美容部員)さんに、「メイク直しは、一度全部メイクを落としてから!」と教わりました(^^;

その方は、毎日お昼休みにクレンジングしてからもう一度メイクしていましたね。

もちろん、いつ見ても完璧なメイクでした!

しかし、美容のプロの方と違って、我々一般人は、メイクを落とす時間も場所も気力もないので、メイク直しをするわけですね。

自分なりに色々試してみた結果、一番簡単できれいに仕上がり、かつメイク持ちがいいメイク直しの方法をご紹介します。

慣れれば2~3分以内でできますので、時間がないときもあっという間にお直しできますよ^^

化粧直しに使うアイテム6つ

メイク直しに使うアイテム

1. スプレー式化粧水

 
乾燥肌の方は、油分が入っている化粧水がおすすめ。

油分が足りないと、肌にのせた後元々肌にある水分と一緒に蒸発してしまい、よけい乾燥してしまいます。

スプレー式化粧水がないときは、美容液などをスポンジに含ませ、ファンデーションが崩れているところを優しくなでるようにつけていくのもアリです。

takako激押し!プチプラでも優秀なミスト式化粧水の記事も参考にしてみて下さい。

2. ティッシュ

顔のよけいな油分を取るのに使います。

油取り紙だと、乾燥肌の方は油分を取りすぎてしまうので、ティッシュの方がおすすめ。

リキッドファンデーション用のスポンジで吸い取るのも、皮脂を取りすぎず、肌の乾燥を防ぎます。

3. 綿棒

ベビー用の綿棒は、先が細いので、細かいところ(しわの中とか^^;)の直しができて便利です。

「ピジョン オイルがついているベビー綿棒」は、綿の部分にオイルがしみこんでいるので、アイメイクのお直しに重宝します!

個別包装になっているのも、ポーチで持ち運びができて◎。

4. ファンデーション

化粧直しには、パウダータイプが使いやすいですね。

フェイスパウダー・ルースパウダーなどの仕上げ用のお粉も、きれいに仕上がります。

私はミネラルファンデーションを使っています。

仕上がりがとても軽く、お直しにもピッタリです。敏感肌に優しいミネラルファンデーションについて語った記事も参考に^^

5. 保湿クリーム(必要な方のみ)

6. 日焼け止め(必要な方のみ)

化粧直しのやり方(ベースメイク)

1. ティッシュで皮脂が多い部分を軽く押さえ、皮脂を取ります。

皮脂を取りすぎないように注意してください。

肌の乾燥が気になるときは、リキッドファンデーション用のスポンジで軽くなでるようにして皮脂を取るといいですよ。

私は頬などは全く皮脂は気にならないので、鼻に軽くティッシュを当てるくらいですね。

2. 目じり、小鼻の周り、ほうれい線などにファンデーションがたまっていたら、綿棒でやさしく取り除きます。

アイメイク、口紅がよれている部分も綿棒で取ります。

小じわの中などは、ベビー用の細い綿棒が重宝しますが、普通の綿棒も先をつぶすと使いやすくなります。

4. やさしく手のひらで顔を押さえ、化粧水をなじませます。

ここで、あまりにも肌が乾燥している時は、保湿クリームをほんの少し手に取り、手のひら全体に伸ばし、乾燥している部分だけ手のひらで押さえるようにしてつけます。

私の場合は愛用しているニベアを使っていますが、普段使っている美容液などでもいいと思います。

乳液も使ってみましたが、逆にメイクが崩れやすくなってしまうので、乳液ではない方がいいようです。

愛するニベアについてまとめた記事はこちら

5. 日焼け止めが落ちてしまった時は、日焼け止めを手のひらに広げて、顔を包み込むようにしてつけます。

スプレータイプの日焼け止めがあると、メイクの上からスプレーできるので、化粧直しの時に便利ですね。

スプレータイプの日焼け止め

6. 少量のパウダーファンデーションなどで軽く押さえます。

ブラシを使うと薄づきになるので、仕上がりもきれいです。

7. ポイントメイクを直していきます。

ポイントメイクを直す方法は、次の項で。

ポイントメイクを直す時のちょっとしたテクニック

アイライン

目じりなど、アイラインを書き直した後、ジェルやリキッドタイプのアイライナーだとすぐににじんでしまうことがあります。

それを防ぐには、アイラインを書く前後、書く部分を軽くティッシュで押さえるといいですよ。

目の下のクマ

目の下の三角ゾーンを明るくすると、肌がきれいに見えるそうです。

クマが出たら、コンシーラーを指先で軽く叩き込むようにしてつけ、パウダーで仕上げると明るくなります。

ハイライトを入れるのもいいですね。

ハイライトは、あまりに白すぎると逆に血色が悪く見えるので注意。

真っ白より、ファンデーションよりちょっと明るめくらいの色味の方が肌になじむと思います。

マスカラ

マスカラ

メイク直しの時にもう一度マスカラを塗ってしまうと、だまになりやすいですよね。

お直しは、ビューラーでまつ毛を上向きにする程度の方が無難です。

重ね塗りするなら、透明なトップコートを使うといいですよ。

目の周りがパンダになるのを防いでくれるし、まつ毛もシャキッとしてくれる気がします(笑)

チーク

化粧直しをして、忘れがちなのがチークですが、顔色が良く見えるので是非入れてみてください!

ただし、入れすぎにはくれぐれも注意したいですね。

クリームタイプのチークなら、チークの上からパウダーファンデーションを重ねるとちょうどいい感じになりやすいですよ。

色味も、思い切ってピンク系を使うと、とても血色がよく見えます!

大人になると無難な色を使いがちですが、目立たない程度につけると華やいだ雰囲気になりますよ^^

口紅

私、飲み会などでよく「口紅が落ちてないよ!なんで?」と言われるんですよ。

そのたびに伝授している簡単な技があります。

まずリップクリームを塗り、口紅をつけます。

ティッシュで軽く押さえ、再度口紅を塗ります。

また軽くティッシュで押さえます。これだけ!

食事の時に口紅が落ちると、特にオトナになると、ちょっとみすぼらしいというか、貧相な感じになってしまう気がして、気をつけています。

飲み会では、どんなに酔っていても、トイレに立つたびに口紅だけは必ず直します(笑)

ティントタイプなどの落ちにくい口紅を試してみたのですが、どれを使っても唇がガサガサになるので諦めました(^^;

口紅を二度塗りし、ティッシュオフすると、飲み物を飲んだ時のグラスへの色移りも防げます。

化粧崩れしない方法

メイクセット

そもそも、メイクが崩れなければ直す必要がない!

化粧崩れをできるだけ防げば、化粧直しも簡単ですしね。

化粧崩れは、ちょっとした工夫でかなり防ぐことができます。

ひと手間で化粧崩れを最小限にとどめましょう!

化粧水を2種類使う

プロの方にメイクしていただいたときに、化粧水を2種類使って肌を整えてくれたんです。

そうすると、メイクののりが良くなり、化粧崩れしにくいと教えてもらいました。

始めに収れん化粧水で毛穴を引き締め、その後保湿力が高い化粧水で保湿するそうです。

その時はコットンに化粧水を含ませて、丁寧に時間をかけて肌をとんとんと軽くたたくようにして肌に入れてくれました。

自分でやるときは、手のひらでいいそうです。

収れん化粧水だけでは保湿が足りないので、必ず保湿力の高い化粧水も使ってくださいね!

化粧崩れしにくいアイテムを使う

「メイク崩れしにくい!」とうたったアイテムはたくさんありますよね。

私も使ってみましたが、スプレー式の化粧水以外は、乾燥肌には合わないという結論に至りました。

下地やファンデーション、乳液などのメイク崩れしにくいアイテムは、主に肌の油分を吸い取る機能があるので、頬などがかさついてしまうんですよね(^^;

使うなら、鼻一点のみですね。

鼻に塗ると、黒い毛穴が目立たなくなりました。

顔全体のメイク持ちをよくするには、乾燥肌の方は、保湿力が高く、メイクの最後にスプレーして、化粧もちをよくするタイプの化粧水の方が合っていると思いますよ。

メイク崩れを防ぐスプレー式化粧水、アレルバリアミストの記事はこちら

化粧崩れしにくいファンデーションの塗り方

乾燥肌の方は、リキッドやクリームタイプのファンデーションがおすすめ。
(私はBBクリーム派です)

塗るときに、スポンジを使います。

1. スポンジに、化粧水を含ませます。

スポンジを水で濡らしてしぼって使ってもいいのですが、化粧水の方が保湿力があるので、より化粧もちがよくなります。

スポンジに、スプレータイプの化粧水を1~2プッシュします。

スプレーがない場合はそのままつけてもいいですが、つけすぎるとファンデーションがのらないので多すぎないようにしてください。

2. スポンジにファンデーションをのせます。

3. 頬からファンデーションを塗りはじめます。

ここで、鼻からいってしまいがちですが、いきなり鼻につけてしまうと、一番崩れやすい部分にたっぷりファンデーションがついてしまい、ドロドロになりかねないので、まずは頬に塗ります。

「頬 → おでこ → 口」「目の周り → 鼻」の順にぬるとちょうどいい感じになると思います。

鼻はスポンジに残っているファンデをつけるくらいでちょうどいいですね。

私は、BBクリームを「両頬・おでこ・あご・鼻(ごく少量)」の5点に置いてから、化粧水付きスポンジでのばしています。

ちょっと手は汚れますが、各部分で量の調節ができるのでやりやすいですよ。

4. パウダータイプのファンデーションやフェイスパウダー、ミネラルファンデーションなどで軽くおさえて仕上げます。

クリームやリキッドだけより、最後に仕上げ用のお粉をつけるとメイク持ちが断然よくなります!

綺麗になるためにメイクしているのに、そのメイクが崩れて悲惨なことになった経験は誰しもあるはず。

特に夏場は、屋外に出れば汗みどろだし、室内は冷房で乾燥しているしで、きれいな状態をキープするのも一苦労ですよね。

できるだけ朝のメイクを崩さないようにするには、普段のスキンケアと、メイクの時のちょっとしたひと手間、そしてメイク直しが大切かなーと思います。

トイレに立つたび、鏡を発見するたびにチェックして、ちょこちょこお直ししておくと、夕方鏡を見て辛い思いをせずにすみます(笑)

でもね、他の人はわからないけれど、私は、メイク直しも忘れて仕事に没頭する姿、家事に育児に忙しく走り回る姿を見ると、たとえパンダ目になっていようとも本当に美しいなあと思うのです。

あ、ちなみに、パンダ目にならないためには、ビューラーでまつ毛を上向きにして、マスカラを毛先だけつけて、その後透明なトップコートをぬるといいですよ(笑)